Part9:扉上部・内装パネル
子供の事故対策として改良された、扉の横に取り付けられている手すりについて、谷町線仕様との違いを比較します。


谷町線用30000系の液晶ディスプレイや内装パネル。
(写真は32602F以降です。32601Fはスピーカーの位置が中央に、扉開閉予告灯は左側に設置されています)
交通電業社製の15インチ液晶ディスプレイを右側に千鳥配置で設置。アスペクト比は4:3。

扉上部および網棚より上の部分には内装パネルが貼られておらず、天井と同様の白色の柄なしのパネルとなっている。
(扉上部の白色パネル仕上げは32605F以降を除く全車)
内装パネルについては新20系列などとは異なった柄のベージュ系のものが採用されている。


御堂筋線用30000系の液晶ディスプレイや内装パネル。
液晶ディスプレイは三菱電機製のアスペクト比16:9のワイド液晶(サイズ不明)を千鳥配置で設置。

谷町線仕様とは異なり扉上部に内装パネルが貼られ、内装パネルの柄は
御堂筋をイメージした銀杏柄を採用し、大阪のメインストリート、御堂筋の特色を押し出すことができた。
ただし、網棚より上の部分には内装パネルは貼られておらず、白色の柄なしのものとなっている。
(補足:扉上部に内装パネルを貼りつけた件については谷町線仕様第5編成以降にも反映されています)

液晶ディスプレイ設置部分のスピーカーはディスプレイの機器変更のためか、
谷町線用試作車(32601F)と同様の中央に戻され、
扉開閉予告灯は谷町線用量産車(32602F~)と同様、中央に設置された。