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編成:31601F 2011年12月11日 西中島南方駅にて |
これまで御堂筋線で活躍してきた10系のうち、2011年4月現在もチョッパ制御で残存しているリニューアル車グループ (1105~1116F)の老朽取替用として、谷町線で活躍している30000系量産車(32604F)の仕様をベースに御堂筋線仕様にア レンジし、2011年12月10日から営業運転を開始した新型車両。 3色のカラーリングや縦のラインカラー上に大胆にもデザインされた号車表示は谷町線仕様からそのまま継承されたが、側 面上部の帯は谷町線仕様では細い単色帯だったものが、白の補色ラインが下に入った太いものに変更され、前面も直線基調 の造形であった谷町線仕様とは異なり、御堂筋線への導入にあたり曲線基調へと変更され、前面に配されたゆるやかな曲線 を描く赤・薄橙・白の3色のラインカラーが前面のシャープさとワイド感を強調。これが谷町線仕様との外観上の最大の違 いとなっており、直線基調のデザインから曲線基調のデザインへ変更されたことによって印象を変えている。 車内についても御堂筋の特色を押し出したデザインとなっており、内装パネルについては御堂筋をイメージするイチョウ柄 を採用し、車内各所にイチョウのデザインが施されてあるほか、座席は形状を変えることで座った状態から立ち上がりやす くなるように設計変更された、御堂筋線のラインカラーである赤色(どちらかといえば赤紫に近い色合い)の座席を採用。さ らに、座席の設置位置を横にずらすことで乗降口横のスペースを一部箇所で拡大するという大阪市交通局の車両として初め ての試みもされた。 きめ細やかな面でも谷町線仕様からさらに発展しており、荷棚の高さが4センチ下がったことによって使いやすくなり、 液晶ディスプレイのワイド液晶化と液晶表示の改良もなされ、谷町線仕様とは異なり、詳細な案内表示ができるようになっ たほか、子供の扉事故防止のためか扉付近の握り棒が下方向に拡大された。さらに車内の質感向上も図られ、扉上部が天井 と同様の白い無地のパネルではなく、内装パネルを貼り付けたことによって質感を向上させた。なお、握り棒の下方向への 拡大化と質感向上については2011年度製造の谷町線用30000系にも反映されている。 御堂筋線用30000系第1編成は2011年6月23日に竣工後各種試験を実施し、「おおさか市営交通フェスティバル」への展示 は試運転スケジュールをすべて消化できた場合に展示するとしていたようだが、幸い試運転は順調に進み、イベント開催の 公式発表後の10月31日にすべてクリアしたことで、11月13日の「おおさか市営交通フェスティバル」に追加展示の告知も されぬまま急遽参戦。公の場に初めてその姿を現し、来場者の注目を集めた。 その後、11月15日に四つ橋線で試運転を行い、同日中に中百舌鳥検車場へ回送されたが、11月13日の段階で既に「女性 専用車両」のステッカーが貼り付けられ、あとは広告整備を施すだけといった状態になっていた。 なお、営業運転開始を前に早速仕様変更があり、「臨時」の方向幕表示が赤地白文字から従来の方向幕使用車と同様の白地 赤文字に変更された。これはLEDの発熱量の問題を解決できたことによって変更されたもので、谷町線用30000系について も変更される模様。さらに、側面の車両形式や重量、製造表記を表記したプレートの製造年月表記が【平成23年5月】から 【平成23年6月】に変更された。地震による影響で竣工が遅れたのだろうか…。 Link:御堂筋線用30000系の詳細についてはこちらをどうぞ。谷町線仕様との比較や方向幕集も掲載。 「02×60の記録写真館」スペシャルコンテンツ "Midousuji-30000" |
編成表(2012年1月1日現在) |
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編成 |
←千里中央 組成 なかもず→
31600-31000-31100-31700-31400-31800-31500-31300-31200-31900 |
31601-31001-31101-31701-31401-31801-31501-31301-31201-31901 |